銀の指環

夜風が冷たく頬をなでる頃
街を着飾る show window
よく君は足を止めて指環をながめてたね
「欲しいのか」とふとたずねると
「違うもっと安いのがいい」と
笑いながら答える君はもういない
渡せないままの銀の指環を
coat の pocket 奥深く
強く握りしめ 一人歩いている
今夜君の細い手に この指環を
そしてめぐり逢った この道を
二人で腕を組み 歩きたかった
夜風をきって

あれから君を驚かせたくて
秘密の present にと
柄にもなく隠れてalbeit(バイト)をした夏休み
近頃 僕が変わったと
君は顔を少し曇らせる
僕は言い訳もできず空白の夜 重ねた
渡せないままの銀の指環を
coat の pocket 奥深く
強く握りしめ eve の空 見上げてる
今夜君の細い手に この指環を
そしてめぐり逢った この道を
二人で腕を組み歩きたかった
夜風をきって

渡せないままの銀の指環を
coat の pocket 奥深く
強く握りしめ一人歩いている
今夜君の細い手に この指環を
そしてめぐり逢った この道を
二人で腕を組み歩きたかった
夜風をきって
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