プロポーズのとき

鏡に映る自分の 瞳から目を反らしてた
自信もときめきもない あの日々に さようならを
幸せに思えること あなたが運んできた
ふたりは大切なこと ひとつずつ 何もかも語り尽くして

あなたが初めてこの手をとって
長い階段 登ると言った
ひとつひとつ 想いが実るように
このひととなら 歩いてゆける
光に充ちた明日が 必ず来ると思えた

この街に生まれ育ち 良かったと思えるように
あなたの言葉すべてに ありがとうで返したい
母の娘に産まれて 幸せに包まれたように
あなたの大切なひとを 心から大切にしたいと思う

あなたは突然この手を握り
幸せにするよと 泣き出した
ひとつひとつ 全てが愛おしい
このひとならば 間違いないよと 母の声が聞こえた
ふるさとで暮らしたい

こんなわたしだけれども 心から
あなたを 支えてゆく
あなたを 愛している
×