最果ての月

朝の光へと追われる三日月
どこか儚いほど 記憶はおぼろげで
夢は静かに満ちては欠けてく
そんなルールをまた見せつけるように

強く抱き締めてた 温もりはここにある
確かな情熱が胸を叩く
求める全てさえも 曖昧なこの心
無言の声をあげる

最果てを知らない 残酷な明日でも
消えぬ想いは 飛びたがるから
運命はいつだって 試すような素振りで
暗闇の中 扉を用意するだけ
照らし出す黄金空(こがねぞら) もう一度この手のばして

薄い雲の中 滲んだ溜め息
本当の気持ちは 吐き出せないままで
描いた夢は 輪郭を失くし
矛盾の影にまた塗り潰されてく

キレイなものばかり憧れ探していた
それでも嘘のない日々を思う
私の全てがいま 崩れてしまう前に
強さを呼び起こすよ

最果ての見えない 遠過ぎる明日でも
叫ぶ想いを 届けたいから
戸惑いを消し去って 奇跡に目を凝らして
光に満ちた扉の向こう側まで
鳴り響く黄金空 もう一度 夢を奏でて

瞳溢れてく 願いひとしずく
この空へと染みてゆけば
いつか迷い無く信じた世界へ届くはず

最果てを知らない 残酷な明日でも
消えぬ想いは 飛びたがるから
運命はいつだって 試すような素振りで
暗闇の中 扉を用意するだけ
照らし出す黄金空(こがねぞら) もう一度この手のばして
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