恋吹雪みやがわ

窓をたたいて 風が鳴る
あの娘好きかと 吹きつのる
ああ 飛騨の宮川 恋吹雪
雪に埋れりゃ 逢いたくて
思い深まる 焦がれ酒

忘れられない おもかげを
消してくれるな しがらみよ
ああ 飛騨の宮川 今日も雪
らしくないぜと 笑われて
流しこんでる コップ酒

おれを信じて 来てくれと
いえばうなずく 長い髪
ああ 飛騨の宮川 春がくる
ブナの芽吹きを 雪どけを
待っていたんだ ふたり酒
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