御堂筋線で…

御堂筋線で
ミナミへ向かえば ひとり
さみしい女が 車窓(ガラス)に映る
心斎橋で
ドアがひらくと 今日も
あんたをさがして ふり返る

かんにんしてや かんにんしてや
死ぬほど 好きやのに
かんにんしてや かんにんしてや
ためらった あたし

追いかけて 行きたかった…
だけど この街 捨てられへん

銀杏並木は
淀屋橋まで 染まり
よりそい歩いた 想い出散らす

東京へ帰る
ついておいでと 云った
あんたの笑顔が 哀しかった

かんにんしてや かんにんしてや
優しい ひとやのに
かんにんしてや かんにんしてや
あほやね あたし

しあわせに なりたかった…
だけど この街 捨てられへん

かんにんしてや かんにんしてや
優しい ひとやのに
かんにんしてや かんにんしてや
あほやね あたし

しあわせに なりたかった…
だけど この街 捨てられへん
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