ブライトン

チラホラそこら辺で
無口なコミュ二ケーション
まだまだ足りないって
すぐ口 コミュニケーション

ぽつりと口を開いた
テーブルが騒がしくて
君が今言った言葉
分からず頷いた

もう何時間も側にいて
交わすのはいつも下らない
ありふれたジョーク鳴り響く
ねえ、今さら ねえ

声を上げた途端
静寂がホールを包んでく
張り上げた声だけが響く
「そういえば、名前って何だっけ?」

良くある事はいつも
連続で意味をなした
嘘つきがそれは無いと
嘘だと言って笑った

垂れ流しのラジオから
FAXが読まれている
暇な奴となじって
占いを見ていた

もうこれ以上いられない
かわすのはいつも君の方
情けないトーク響かない
ねえ、今さら、ねえ

追いかけ出した途端
静寂がこの胸を包んで
張り上げた声だけが響く
「もうこれも、思い出と変わるだけ」
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