ソフィアの宴

朝やけはいつも素早く
蒼(あお)い夜を押しのける
屋根裏べやの 壊れた時計が
狂った時 告げる
あなたと私 幼馴じみの そう 従兄弟(いとこ)のように
膝をかかえて そう 見つめてるだけね
暗い気持ちで
互いの傷の深さを 計る 瞳の色だわ
love and hate 変わるがわるに
赤い蘭の花の香り 胸に迫る
アー お願いやさしく 抱いて

口癖もいつか二人は
似ているのに気がつくわ
開けると中に 踊り子のついた
まるでオルゴール
あなたと私 同じメロディー そう 繰り返してきた
退屈すぎる そう 想い出の中で
漂いながら
心に響く悲しみ 分け合う それだけのため
love and hate そのたびごとに
朝と夜が 音もたてず 入れ変わるの
アー 出来れば両手で 抱いて

赤い蘭の花が散れば 一人残る 私
お願い最後に 抱いて
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