さよならさよならさようなら

何度も歩いた道なのに 景色がいつもと違って見える
デニムの裾を引きずるたびに 地上の星がヘソを曲げてる

見上げる空はいつだって まぐれみたいに輝いてるし
惨めな気持ちは嫌だから 大きく息を吸い込んだんだ

さよなら さよなら さようなら
遠くで泣いてる 汽笛が聞こえたら
さよなら さよなら さようなら
なんにも言わずに今日の日は暮れてゆくよ
さよなら さよなら なら

巡る季節を追いかけて 僕らの声は小さくなった
肩まで髪が伸びるその頃 ロックンロールに躓いちゃった

青春なんてどこにもないよ あるのは無限の哀しみばかり
自由は誰かの不自由だから ないものねだりは止めにしようか

さよなら さよなら さようなら
いじけた自分に 背中を向けたなら
さよなら さよなら さようなら
夜空に瞬く星たちが 呼んでいるよ
さよなら さよなら なら

言葉にならない想いだなんて それでも僕らは人間なのか
もう少しだけ時間がほしい 届く言葉を考えるから

さよなら さよなら さようなら
大きな声で さよなら言えたなら
さよなら さよなら さようなら
なんにも言わずに今日の日は暮れてゆくよ
さよなら さよなら なら
さよなら さよなら さようなら
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