待っているから

思い出に生きる そんな馬鹿なこと
させたくないから 僕がそばにいる

終わった日々を ほどいて
心の窓辺へ 風を通して

待っている 待っているから
静かに寄り添える日
必ず来るから
揺れている 記憶の炎
しずめて僕の胸へ いつか飛び込んで

なぐさめなんかは 決して言わないよ
そんなきれいごと 君は見抜くだろ

泣きくずれてもいいのに
背中でこらえて まだ意固地だね

待っている 待っているから
結構我慢強い
愛も覚えたさ
曇らせた瞳がいつか
僕だけ見つめる日が きっと来るはずさ

待っている 待っているから
静かに寄り添える日
必ず来るから

待っている 待っているから
僕だけ見つめる日を ずっと待っている
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