江戸の隠密渡り鳥

江戸の隠密 渡り鳥 雲と流れて 西東
広野の草を 夕日が染めりゃ
またもにじむか 血しぶきが
ああ 正義に燃えるは 隠密剣士

しのび泣くのは 虫の音か
月ににっこり みだれ髪
白刃の雨は 好かないけれど
許せ世のため 人のため
ああ 正義の刃よ 隠密剣士

声はすれども 影もない
これも手練の しのび草
愛馬と共に 生命をかける
公儀隠密 渡り鳥
ああ 明日はどこやら 隠密剣士
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