あの頃、哀しさは1/6

夏休みにほら この店によく来たよね
バイトをしていた彼女のおごりと
感謝をしながらもホットドッグをほおばり
信じられない食欲だった
3人寄ればこの街を出る話にそう花咲き
哀しい気分も1/6に
目を見つめ合えば なぜか消えてった
楽しい気分は6倍それ以上?
6つの瞳がフラッシュ・Backの
あの頃

TV(ティーヴィー)キャスター 真似する彼女が
世界の情勢 分析報告
こんなにも平和で こんなにも豊かで
他にはちょっとないですよと
忘れていたの 彼女の心 やりたい そう仕事を
女の子だって政治の話が
苦手なままではダメよと口ぐせ
彼女の志望はジャーナリストだったわ
家をつぎますと去年の年賀状に書いてた
3人寄ればこの街を出る話にそう花咲き
彼女の哀しみ1/6に
目を見つめ合っても なぜかもうできない
月日は過ぎ去り 変ってゆくこと
今夜は心の奥で受けとめた
はじめて
×