白い空

空振りしたラストゲームみたいに揺らいだ
東の空昇り行く太陽
大切なものを守る力が欲しいと願ってた

いつかきっと伝わる 信じる思いだいて
そっと歴史の波にのまれるように乗り込んだ

誰のものでもないこの空で 繰り返す叫びが海を裂くよう
雨音さえも手繰り寄せては その自由さに思いを馳せる
祈る月夜の無常が照らす風の便りに耳を澄ます
あきらめの裏流れる涙 結ぶ命よあれと... 永久にあれ...

白い空に赤く燃ゆるように太陽 町中包んで いつか

会いに行くと交わした約束の灯をともした
ずっと先の未来は正しさの中笑えるよう

どうせ別れはつきまとうもの 背を向けるものも散りゆくなかで
雲の流れに心奪われ 我を忘れた短し一時(とき)
祈る月夜の無常が照らす風の便りに耳を澄ましたら
あきらめの裏流れる涙 結ぶ命よあれと... 永久にあれ...
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