そして、昼下り

夢をアテにしてたら 何も始まらない
まずプランを立てて 歩いてみることさ
指で風向き測り 東へ南へと
つまずいても 迷いながら 道をさがして

潮で湿った煙は
舌を荒らすほど苦くて
夢を追うことも同じほど苦いね

ロマンスは星めぐり 君に出逢えたことも
都会の荒れた街では 素通りしてるかも
海が与えてくれた 愛を育てようね
空を仰ぐ 昼下り 波のララバイ

想い出膝枕に 眠る君の素顔
愛しさから ふいに頬へ 軽いくちづけ

夜は一杯のグラスを
そっと無言でくみかわし
夢もお互いキャッチボールで投げ合う

今は一本の煙草を
ふたりさりげなく分け合い
夢もお互いキャッチボールで
青空へ届け
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