極上ランディング

アイドリング終えて 秒読みに入って いざ飛び立とうか
行方は不明だ どこへランディングを決めようか

勘づいているんだ 僕が鈍くたって
時代の温度は低下しているって
こんな風じゃキミの手を握っても
冷たいからって 嫌がるかな

もしも氷河期が来ても夢やら何やらを背負って
暑苦しく氷を溶かす

アイドリングのまま しばらくはキミと待ちぼうけした
見果てぬ世界へ 何度も想いを運んでる

誰かが育てた甘い果実は
喰い尽くされて残骸の山だ
全身全霊で埋もれたままの
小さな希望の種を探そう

きっと不確かな努力でひたすらむなしさの連続
残る進路はこれしかない

勝利に酔うより敗北の味をたくさん知るだろう
だけど酔ってボヤけたままでいるよりも醒めてる頭で
テイクオフを始めた方がいいかも

夜を越えよう 海を越えよう 明日に乗り継ごう
まだ見えない大地 凹凸が激しい土のままだけど
極上のランディングを決めるから キミに目撃者になって欲しい
×