hear

通り過ぎてく雨が 次の季節呼んで
立ち止まり振り返る間も夢はないまま

遠ざかる影の 向こうで揺らめいた
心は 二人を引き寄せて

もう何も聞こえない 君の声以外
終わった夜と始まる愛に さらわれ委ねる

街を焦がす彩り 溢れてくぬくもり
それでも辿り着いて まだ人は迷うから

失くしたくないと 広げた手のひらに
落とした 想いの一滴

きっと聞こえるだろう たった一つだけの
孕む言葉振り絞るように 呼び続けている

もう何も聞こえない 君の声以外
静かに打ち寄せる波のように
さらわれ委ねて 何度も

きっと聞こえるだろう たった一つだけの
孕む言葉振り絞るように ただ呼び続ける
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