まぼろしの恋と偽って

満開の桜の樹に 抱きしめられて
心の中の闇を 清めます
愛に溺れる女はいつでも
悲しく 切なく 愚かです
忘れましょう 眠りにつくように
瞼を閉じて あなたを忘れましょう
この世に命がある限り
二人で生きた日々を
想い出さないように
この恋はまぼろしだと偽って…

真っすぐに 生きることは 虚しいものか
知らず知らずに ひとり歩いてた
生きる喜び 幸せさえも
感じることなど 失くしてた
忘れましょう 季節は変わりゆく
二人の愛の想い出 忘れましょう
心の隙間を埋めるため
たったひとつの嘘を
許して欲しい 今は
この恋はまぼろしだと偽って…

忘れましょう くじけて泣いたって
戻れはしないあなたを 忘れましょう
この世に残した愛しさと
届かぬ想いずっと心に宿しながら
この恋はまぼろしだと偽って…

この恋はまぼろしだと偽って…
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