サヨナラのサイン

赤と呼ぶには優しくて
オレンジと呼ぶには痛いような
そんな夕暮れが今日も町を包むよ

あなたは別れなんて切り出せない人
私はそんな弱さに甘えてる
まだ心が傷を負う準備さえできない

優しさの中 見えた「サヨナラのサイン」
痛いくらい伝わってる その手 その声 いつもと違うの

もう未来は変わらない 目を見れば わかるよ
あと少し少しだけ あなたの恋人でいさせて

ちゃんとスカートはいてみたり
あなたの好きな料理作ってみたり
全部出会った頃やっていたこと今さら

わかってる私が声に出したら
そこからサヨナラは現実になる
私ってどんな娘だったかな たまってた涙が落ちた

優しさの中 見えた「サヨナラのサイン」
それでも好きなんだ キスも 嫉妬も 宝物だよ

過去だって変わらない あきるほど笑ったよね
あと少し少しだけ 思い出に変えないでいさせて

ねえ待って 言葉を止めないで
ねえ待って ほら、えっと、なんだっけ
最後くらい 最後くらい 可愛くいたいのに

優しさの中 見えた「アリガトウのサイン」
あなたは 本当に するくて 弱くて 愛しい人

もう未来は変わらない わかってるよ わかってる
あと少し少しだけ あなたの恋人でいさせて
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