月になって

水面を撫でる夕凪の風 2人で追い越した
生まれ立ての 足跡の鼓動が ジグザグに続いて行く

天気予報が伝えそびれた 降るはず無い涙が溢れ
僕のシャツでそれを拭う君の泣き顔 愛しくて

ねえ 今君は何を思ってるの?
繋いだ手と手に 耳を澄まして

はらはら墜ちる星の欠片 身にまとう朧気な微熱
いつか僕はあの月になって 君を照らそう

時計回りの愛の言葉は いつだって風に舞うけど
空と海を分ける青のように 永遠に溶け合っていたい

ねえ 他愛もない話をしよう
今だけは 悲しみを波に預けて

はらはら墜ちる星の欠片 身にまとう朧気な微熱
いつか僕はあの月になって 君を照らそう

夜ごとに形を変えながら 運命は2人を見つめてる
だから僕はあの月になって 君を照らそう

はらはら墜ちる星の欠片 身にまとう朧気な微熱
いつか僕はあの月になって 君を照らそう
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