逢いたくてオホーツク

夢の中でもいつも その手探してた
一度は離れた 若い恋だった
君のふるさと 北の街
駅に降りれば 雪が舞う
笑顔でいるかい…
気づいた時には 遅かった
逢いたくてオホーツク 胸の炎(ひ)は消えない

グラス重ねる夜は 長く冷たくて
忘れることなど できはしなかった
旅の終わりは 君なのに
どこにいるのか この街の
笑顔でいるかい…
沖行く灯りは 外国船
逢いたくてオホーツク 霧笛さえ泣いてる

もしも幸せならば それでいいけれど
今でも独りと 風に聞いたのさ
夢のかけらか 流氷が
春の匂いを 連れて来る
笑顔でいるかい…
噂を尋ねて 乗る夜汽車
逢いたくてオホーツク 明日こそ逢えるさ
逢いたくてオホーツク 胸の炎は消えない
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