青春二人づれ

ゆがんだガラスで のぞいたみたいな
ひしゃげた僕の 青春だから
地図も持たずに 歩いてきたのさ
あしたの風は東か西か
ポケットにわずかな想い出と希望
あたたかい涙は君のために流そう
二人で行こうか 肩よせあって
君に出逢って やさしくなれたよ

誰も一人じゃ 歩いてゆけない
ふれあう肩の ぬくもりしみた
君もずいぶん 苦労をかさねて
曲りくねって歩いてきたね
髪の毛に かすかな湯上りの香り
だきしめたその夜は星空のパノラマ
二人で行こうか 肩よせあって
君に出逢って やさしくなれたよ
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