男達のララバイ

ほほづえついて 酔いしれる
男の背中に 顔がある
忘れかけた 少年の日が
こころの海を 静かに横切る

アスファルトの 都会の隅で
ふぞろいの 人生を
時の振り子が 刻んでゆく

耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ
耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ

言葉にすれば 寒すぎて
浮かれることだけ 上手くなる
時の早さに 取り残された
無邪気な日々が そっとあざ笑う

肩を丸めた 似た者同志
思い出を 脱ぎすてて
熱く乾杯 するのもいい

耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ
耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ

耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ
耳をすませば 聞こえてくる
男達のララバイ
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