小さな祈り(瀬川瑞紀のテーマ)

言葉のページ閉じて 夕陽にひざまづいた
私は祈る 小さな祈り あなたのために

それは家路を たどる街角に
ぼんやり点る 窓の明かり
どんなに弱い光でも
どんなに ほのかなともしびでも
きっと 心の安らぎになる

長すぎた夜 時間(とき)は流れを止め
思いはあふれ あなたを哀しみで包む
それでもここ いま私がいるわ あなた見つめて
だから 振り向かないで

それは夜更けを 越えて行く人に
しるべを示す 夏の星座
どんなに闇が深くても
どんなに かすかなまたたきでも
きっと 旅する心の支え

流れる星は ひとつひとつずつの
淋しさ抱いて 地平へ燃え落ちて消える
けれどあなたの そばに私がいる あなた信じて
だから 独りじゃないの

この夏の 初めのように
笑い合える ときが来るまで