事象の地平線

とても静かに美しく調和されている大局の配列に
軌道描いて繰り返す誕生と死滅 闇の空に限り無く

とても小さく一瞬で燃え尽きていく かけがえのない命
だけど確かに生き抜いて 今も離れず 語りかける

向こう側できっと また出逢えるように

君だけがいない世界で まだこうして迷いながらも 歩き続けているから
胸に一つ空いたままの 空白に少し懐かしい 風が吹き抜ける

手に触れて確かめることは出来なくて
両極に浮かぶ矛盾さえも抱きしめて

向こう側できっと 微笑んでいるように

君と過ごした世界で まだこうして諦めずに 求め続けているから
胸に一つ空いたままの 空白にとても愛おしい 風が吹き抜ける
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