コーンフレークダイアリー

食卓でコーンフレーク頬張る子供達
ベランダでタバコをふかして眺めてる
青臭い言葉にすがりたい時もある
何もかも忘れて泣きたい時もある
未練や苛立が陰口に変わった
行間を読むたび臆病風が吹く
心の友達よ、俺が見えますか?
食って腐っていくだけの日々

『コーンフレークダイアリー』
連れ出してくれないか?
ここから今すぐに…
変わる事も出来ないからダイアリー

空を飛ぶ車や、タイムマシーンもない
あるのは人並みの人生や幸せ
僕らは思う程頑丈に出来てない
かといって簡単に終われるわけでもないから
心の友達よ、あの日の夕暮れは
なんて赤くて綺麗だったろう…

『コーンフレークダイアリー』
見逃してくれないか?
嫌らしく笑ったこと
戻れそうにない坂の上に立ってる

心の友達よ、俺には見えますよ
飲み込んだ涙も。噛み締めた言葉も
諦めたわけじゃない、このままじゃ終われない
書いて破ってくだけの日々

『コーンフレークダイアリー』
連れ出してくれないか?
ここから今すぐに…
見つけて欲しい、壊れそうなダイアリー

夕暮れを(思い出す)抱きしめる(歌がある)
何処へでも(何処までも行けるさと
君の声が聞こえた日のダイアリー
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