ララバイ

ララバイ 宇宙の隅越えてく時空
どこでいったん終わりになるの
さよならは不思議な合図で 朝を呼ぶ

幼かった日の謎は今日の日も
知らないままで 大人を生きている
こらえきれない切なさを抱えたまま
ただ 今を見ている

忘れてしまうだろう いつか見たあの夕日
遠い日に思えたあの場所が 今ここにあるよ

さらば 終わりは始まりって言うけど
ロクになんも知らないまんまさ
いつかは生まれ変われるの 誰が知る

若かりし日のあの子は今頃
しあわせだろうか 今更思うよ
知らないことも近づいてみたら見えてきた
悟りたくない

両手からこぼれる 砂粒を見つめてた
爪の上場の土 これがその人の道なのだ

月明かりが揺らめいてる 光る粒と誰かの声
怖くはない 寒くもない 何にもない このままでいたい
終わりたくない

忘れてほしくない 今日ここに居たことを
生まて来た日から 誰も皆たどる道なのだ
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