運命が変わる朝

暮れゆく窓辺 見降ろせば 一秒ごとの影を
たおやかに映し出す 川面の流れ
今は手を触れないで 心で包みたい
C'est un amour Cherche moi
過ぎ去る日々を抱きしめていた月は
かたちを夜ごと変えていった

季節が変わる瞬間を告げる風 ふっと
その気配 感じたの 何かが終わるような
始まるような はりつめたせつなさ
C'est un amour Cherche moi
手さぐりのまま 移ろう月は愁いを残し
眠りにつく そして
C'est un amour Cherche moi
この胸の中 遙かな夢を叶えるために
時をかけて 満ちる

ずっと漂っていた わたしはいつの日か

C'est un amour Cherche moi
ひとみを閉じて 静かに満ちた
月の光に 導かれた舟で
C'est un amour Cherche moi
ひかれるように 迷わず逢える
運命の朝 待ちつづけた人に
×