感傷紀行

名も知らぬ駅の 改札を抜ければ
胸は震える 心細さゆえ
雲は流れゆく 風に身をまかせて
人は旅に出る 何かを忘れる為

すれ違う子供達や “道”教える人の笑顔
閉じかけた心の扉を 開けてくれそうな一日
人は皆やさしいものと 信じれるかもしれない

愛は唯ひとつ 夢も唯ひとつ
信じ込んでた 昨日までの私
人は何故に泣く 明日さえあるのに
戻れぬ時への つぐないの涙か

すれ違う子供達や 陽溜りに憩う老人
閉じかけた心の扉を 開けてくれそうな一日
人は皆やさしいものと 信じれるかもしれない

すれ違う子供達や 遠くで聞こえた汽笛
閉じかけた心の扉を 開けてくれそうな一日
人は皆やさしいものと 信じれるかもしれない
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