月光

暗い夜の道 一人歩いて 空を見上げても 星を数えてみても

静けさに虫の声 草の陰から笑ってる
月光り 私を照らさないで 空っぽの 惨めな私を

こんなに一人じゃ生きられないなんて
ずっとずっと知らなかった
悲しくて悲しくて 誰かを呼んでも 夜の風が 冷たい

やさしさが欲しいと願った 誰かに愛されたいと願った
月光り 私を包み込んで どんな罪な私も

こんなに一人じゃ生きられないなんて
ずっとずっと知らなかった
悲しくて悲しくて 誰かを呼んでも 夜の風が 冷たい

虚しくて虚しくて 誰かを呼んでも
夜の風が 冷たい

響く足音に 振り返ると
誰でもない黒い影が 私を追いかけるの
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