CRYING MOON

白く色づいた街の中 帰り道辿る二人
凍えそうな風 避ける様に 君は右腕にしがみつく

照れながら 上目使いに見つめる瞳(め)に 嘘はなかった

永遠の愛しさ抱いて 滲む夜空(そら)は
Dear Mr. Crying Moon Light
頬に溝が出来る程に涙あふれても いやせない想い

重ね合う恋も 愛には届かないまま壊れていく

じゃれながら くもりガラスに二人の名前 書いていたけど

永遠の記憶に顔をうずめて 君の残り香を探す
幾千の夜越えてみても 胸に降り積もる あどけない微笑み

サヨナラにも追いつけなくて 滲む夜空(そら)は
Dear Mr. Crying Moon Light
頬に溝が出来る程に涙あふれても 二度と戻らない日々よ

くもりガラスに書いた名前 日差し浴びても 消えないまま...
×