青い月の輝く夜

ゴミ箱に捨てた傷がうずくよ
夢の中 泣きながら謝ってる
あの頃に戻りたい 素直になりたくて

光まで 指先を伸ばしてみても
だめなんだ 青い月は雲の中さ
ありふれた やさしさに孤独はつのる
ためらいも おびえもなくつながれば変われるのかな

それぞれの道を歩いて来たよ
交わらない レールはどこまでも続く
雨の中 流されて 素顔に戻りたい

つかめない 光はすぐそこにあっても
だめなんだ 足はすくみ立ち止まってる
あきらめない 強さに背中向けてたよ
ためらわず おびえずにつかまえてと言えばいいのに

うつむいて 助けを待ち続けていても
だめなんだ 波にさらわれて消える砂の城さ
燃えそうな 青い月の輝く夜は
飛べるんだ すべて忘れ 深く澄んだ光の中へ
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