とまりぎ

たとえばあなた最後に 帰る場所があり
さまよい疲れていたなら 知らぬふりしてた
だけどもあなた最後に 帰る場所もなく
倒れそうな人だから 心の窓を開けた

風吹けばあなたを 雨降ればあなたを
いつの日もあなたを 想っている
昨日も 今日も そして明日も

パジャマ姿ねむそうに 新聞を読んで
紅茶二杯ゆっくりと飲みほした後
ひげを剃り それから言う 今日は寒いねと
テレビからは 平和そうな声が聞こえてくる

風吹けばあなたを 雨降ればあなたを
いつの日もあなたを 想っていた
私ひとりの 私ひとりの

風吹けばあなたを 雨降ればあなたを
いつの日もあなたを 想っている
昨日も 今日も そして明日も
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