ミラーボール

鮮やかな夕暮れは 僕に憂いを落とす
引出しの奥 色褪せた夢

辿り着いた記憶の フィルム集めて繋ぐ
幼い僕に見つめられてる

チクタク時計は 背中を押し続ける

叫びだした僕の鼓動 身体中廻り響く
こんなに虚しい夜も 僕らは一人きりさ

回り出したミラーボール 僕を透かすその光
隠しきれない矛盾の心 照らし出す

どしゃ降りの雨の中 揺れる一輪の花
ゆらゆらと遠くを見つめる

掠れたその声 何度もリフレインしてる

叫びだした僕の鼓動 身体中廻り渡る
こんなに寂しい夜も 僕らは一人きりさ

回り出したミラーボール 僕を透かすその光
隠しきれない汚れた心 照らし出す

『自分さえも操れない 僕に何が出来る』と
腐ってしまうのなら 誰もが一人きりさ

歌いだした僕の鼓動 紅く愛しいリズム
不器用だけど君の為 奏で続ける
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