コワイクライ

僕が歌うのは寂しがりやの歌 聴いて欲しくてしょうがないのさ
だけど親密でリアルな指摘には ただムカついてしまう始末
“才能無いよな”と気付かされる事は 頑張る事で始まるから
“程良い距離感”を保ってさえいれば 誰も叩かない筈だから

クライ、クライ、怖い未来が 背中に問い掛けてくる
「お前に何が出来るのか」と
気付かない振りをしたって 知らずに走り出してる
崩れていくリズムとメロディー

私の両腕は寂しがりやの腕 抱き締めたくてしょうがないのよ
だけど温かいリアルな体には ただ戸惑ってしまう始末
“また裏切られる”と疑い出す事は 信じる事で始まるから
“自分の責任”と片付けてしまえば 誰も恨まない筈だから

コワイ、コワイ、暗い夜道が 煙草に火を着けてくる
「あなたはこれで十分ね」と
平気な振りをしたって 本音は零れ出してる
アスファルトに染み込む涙

作り笑いも痩せ我慢も 月明かりにはお見通しだ

クライ、クライ、怖い未来が 背中に問い掛けてくる
「お前に何が出来るのか」と
コワイ、コワイ、暗い夜道が 煙草に火を着けてくる
「あなたはこれで十分ね」と
クライ、クライ、君に会いたい コワイ、コワイ、君に会いたい
愛したいよ、コワイクライ
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