ひとりの夜

ひとり 夜になると
どうしても
あなたの声聞きたくなっちゃうから
窓にうつる星を
いつまでも見つめている

さみしいこころなんて
知らないうちに大きくなっちゃうの
だけど必死に隠そうとするから
つくり笑いで好きなうた口ずさむ

気持ち変わってゆくことは
誰の せいでもないよ
ただ ほんの少しでいい
私がいたこと
おぼえててくれたらいいな

季節が変わるたび
どうしても
あなたのこと思い出しちゃうから
前に書いたダイアリーは
閉じたままにしよう

時間だけが過ぎれば
少しずつ薄れてゆくのかな
だけどきっと ずっと
あなたの笑顔は憶えていたいよ

これからめぐり逢うしあわせを
願いたいと思うよ
ただ やさしい言葉だけ
心に響いて
痛いぐらいに染みてる

ねえ ほんの少しでいい
私がいたこと
おぼえててくれたらいいな
×