キャンバス

「分かってないんだよ」そうやって僕を見つめた
紅の空 身体 川で流そう
祈った秀才は存在もないのに縋った
生まれ変わろう、とハマる、溺れるようだ
損を流すように

「答えはないんだよ」後悔のないよう過ごした
つれない態度は少しくらい許そう
YES NO 表さない現代っ子って言われて
弱った思考が箱の外へ飛んだ

僕たちの痛みの場所
現在の怒りの場所

お酒飲みたいな となれば二階だ
求めた先で グッドモーニング 背伸びしよう

原色を待つキャンバスの中
沸き立つ想いのままぶつけて悪いか?
平凡だけど安心な花
数多手を引きながら言葉は安いから

祈ってないからって
荒んだ心へ
どこにも行かないよ
僕はここにいるよ

原色を待つキャンバスの中
沸き立つ想いのままぶつけて悪いか?
平凡だけど安心な花
数多手を引きながら言葉は安いから
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