太陽に向かって咲く花

太陽に向かって咲く花は
誰よりも輝いてる
花咲かずとも根を伸ばしゆけ
名もなき奇麗な花

昨日までの雨も上がり
今日は晴れ渡り
少し眠い目覚めぬ心 体は
また目をつむった
夢を見た はしゃいでいた
幼き頃の遠い記憶
その瞳は輝いてた
忘れかけていた

太陽に向かって咲く花は
誰よりも輝いてる
花咲かずとも根を伸ばしゆけ
名もなき奇麗な花

目覚めた朝にふと思った
庭の花に水をあげよう
うつ伏せのまま一輪の花
僕の想いを受け取った
太陽 月が微笑みの中
今もどこかで暗闇の中
誰も気付かぬ君の優しさ
今 僕が気付いた

人に踏まれても けなされても
誰よりも輝いてる
太陽の恵み輝きの中
強く根を張ってる

「大丈夫」そんな言葉も
聞きたくないほどの深い感情
誰に話していいのかも
誰にも話せれない程の奥底にある
僕だけが知る気持ちを
同情なんて求めてないよ
そんな時 何気ない一輪の花が
僕を救った

咲いてこう 咲かせよう
太陽に向かって
あなたの奇麗な一輪の花を

太陽に向かって咲く花は
誰よりも輝いてる
花咲かずとも根を伸ばしゆけ
名もなき奇麗な花

人に踏まれても けなされても
誰よりも輝いてる
太陽の恵み輝きの中
強く根を張ってる
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