幸福になる100通りの方法

そして愛と感謝とが
同じものだと気づいた
そしたらとても しあわせになった
しあわせはすぐ近くにいた

ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと
すれ違うそれだけで しあわせだった
名前を知って 目と目が合って
ドキドキしたら 三月元気でいられたあの日

初めて電話した時 声も指も震えてた
何を話したか憶えてなかった
既にその頃 僕の心の中に
愛に思い上がる種は 播かれていたんだろう

しあわせになる方法なんて 100通りもある
ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに

なのに人は 何故何もかもに
思い上がってしまうのだろう

君の為ならば何を 捨てても惜しくなかった
夢も仕事も時間も 友達さえも
酔い痴れ乍ら 登りつめてた
紅いルージュで ひと月元気でいられたあの日

それから僕等は長い だらだら坂をくだって
笑顔も言葉も少なくなりはじめた
ガラスの靴の魔法がとけて
物語の二人は くすんだ ただの人になる

しあわせになる方法なんて 100通りもある
ありがとうと言えば 向こうから近づいて来るのに

なのに人は 何故しあわせに
思い上がってしまうのだろう

ねぇ思い出してごらん 出会った時のこと
すれ違うそれだけで しあわせだった
あの日の僕が 今の僕を
見たなら どんなにどんなに自分を悲しむだろう

そして愛と感謝とが 同じものだと気づいた
そしたらとても しあわせになった
しあわせはすぐ近くにいた
ほんとうにとても近くにいた

しあわせになる方法なんて 100通りもある
ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ

しあわせになる方法なんて 100通りもある
ありがとうと言えば 向こうから近づいてくるんだ
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