カラス

上空に群れをなして飛ぶカラス
陽が落ちても 今朝からの雪は止まず
僕はと言えば 交互に足踏み 未だ繰り返す
それだけの日々には唄を すべからく

むつ市の風は 人の気も知らず
馬鹿げた苦悩や 恥を 吹き曝す
それを寒いと 嘆くに非ず
偉大で不遜な 慈悲をはらむ
北風にただ姿勢を正す

上空に群れをなして飛ぶカラス
北風に僕は答えを探す
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