あなたへ

愛しいあなたが今まで
どんな風に傷ついて生きたか
それでも自分を捨てないで
心を護って生きてきたか
あの時にも あんな時にも
あの時にも あんな時にも

私にはあなたを護る
術など何もなくただ不器用に
歌うことだけ あなたのために
歌うしか出来ないけど
どんな時にも いつでも
どんな時にも いつでも

悲しみの底でも笑顔を捨てない
あなたの苦しみの本当の深さを
思い知りながら支えたいのは
明日何が出来るのかということ
昨日のことより 今日のことより
昨日のことより 今日のことより

未来には幾つかの顔がある
例えば不安と希望 もしも私の歌が
あなたの不安を和らげられて
微かな希望に寄り添えたら
今日のことより 明日のことへ
今日のことより 明日のことへ

悲しみの中でも季節は巡る
寒い冬のあとにでも きっと綺麗に花は咲く
信じなくても良い それでも花は咲く
幸せはきっといつか来る
届け届け この歌 届け届け届け この愛

私には歌しかないけれど 私には歌があるから
いつも此処で歌ってるから あなたを思って歌ってるから
声の果てるまで
私には歌しかないけれど 私には歌があるから
いつも此処で歌ってるから あなたを思って歌ってるから
幸せになれるまで
いつまでも いつでも いつまでも いつでも
あなたへ
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