止まらないバトン

止まらないバトンがいま
後ろから迫っているのに
前に進む気持ちとは裏腹になる
砂を蹴り上げて 無力すぎる空を見た
何を繋ぐために スピードをあげるの?

何を求めてゆくのだろう?
答えはないことはすでに気付いてた

憧れた青空が 狂おしく泣いている
胸が苦しいけれど 走り続けてゆくんだね
吹き付けるこの風に 心が泣き入れても
あなたに出会う時は とても鮮やかな青空がいい

縮まないこの距離
でも少しずつ近付いてんのかな
あの時の衝動のまま ここまで来たけど
この手振り上げて 微笑むような空を見た
せめてあと少し 力を出せたら

何を求めているのだろう?
答えはないことはすでに気付いてた

阿呆みたいそんなもんね 笑ってくれてもいい
胸が苦しいけれど 走り続けてゆくんだね
いつかどこかできっと 変わらない想い託す
あなたに出会うために 長い時間(とき)の中駆け上がってゆく

時をかければ気付くのでしょう
ゴールのない長い時間(とき)を繋げるため無力なまま走るのだと

憧れた青空が 狂おしく泣いている
誰もが痛み抱いたまま 走り続けてゆくんだね
吹き付けるこの風に 心が泣き入れても
あなたに出会う時は とても鮮やかな青空がいい
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