WAGON

真夜中のハイウェイ
仲間はもう寝てる
タイヤの音だけが小さく響いてる

こんな旅暮らしをもう何年してんだろう?
トンネルを抜けたら、
もうすぐ今夜の街

どんな運命が俺達引き寄せて
此処にいるんだろう
今も分からない

走ってく、走ってく
暗闇を引き裂いて
走ってく、走ってく
この道は何処に向かってるんだろう?

孤独と怒りを若さというナイフで
誰彼構わず振り回していた

どうしてだろう?
あの頃の日々が
泣きたいくらいに輝いてるんだ

走ってく、走ってく
暗闇を引き裂いて
走ってく、走ってく
約束などない未来へと

仲間達はまだぐっすり眠ってる
よくもまぁこんなに一緒にいるもんだ

ガラス窓に映る遠い昔の俺に
話しかけてみた

「お前なら大丈夫」と

もうすぐ夜が明けて来る頃
さぁ、そろそろ眠ろう
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