瞳の扉

時計の細い針を
指で押さえながら
できるならば 止めてみたかった
過ぎて行くこの時

夕陽が沈むように
終わりが近づいて
素敵だった 今日の日の夢が
心に降り積もってく

瞳の扉を
静かにそっと閉めれば
ずっとこのまま 思い出だけが
この胸に輝くわ

涙の幕が落ちて
何も見えないけど
覚えているあなたのすべてを
心に書きとめた

そこに立ち止まるより
1人 歩いて行く
遠い場所で 今まで通りに
あなたを見守りたい

瞳の扉を
静かにそっと閉めれば
ずっとこのまま 思い出だけが
この胸に輝くわ

星屑 キラめく夜
記憶が風のように
心 ノックするの

瞳の向こうに
いつでもあなたが見える
とても大事な心の中の
思い出に鍵かけて
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