君のことを忘れない

君の満たされた 笑顔受ける度
なぜか まだ胸の奥がきしむ
『久し振りで嬉しい』と 僕をのぞきこむ瞳
…痛いよ… 茜雲が季節(とき)を止める

なぜ 伝えきれなかったのだろう
あの日が遠く揺れる
今 開きかけてたこのドアに
鍵をかけよう

君を守ってる 誰か想う度
ずっと眠ってた声が騒ぐ
首を傾げて微笑む 少し大人びた君が
…遠いね…

なぜ 走り出せなかったのだろう
あの日の僕の弱さ
今 眩しすぎる君をずっと
見守っているだけ

好きだよ…
ずっといまでも…

Someday いつかまた逢える時には
まっすぐ君を見たい
今 歩き出したその背中を
押してあげよう
×