最終電車

遠い思い出に 身をなげる
地下鉄の窓から
吹き込む風が
ほろ酔い ほほに冷たい

とざされた壁の 冷たさを
さえぎりながら走り続ける
あなたの側に いられたら

大人ばかり乗りこんだ 最終電車
傷ついた心を 寄せ合うように
小さなささやきが 聞こえるばかり

わかりあえない 二人ならば
一人になろうって
口に出した
ふるえる声で さよなら

大人ばかり乗りこんだ 最終電車
傷ついた心を 寄せ合うように
小さなささやきが 聞こえるばかり

大人ばかり乗りこんだ 最終電車
傷ついた心を 寄せ合うように
小さなささやきが 聞こえるばかり
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