時よ…急がずに

空と海とが 溶けあう天国(ところ)へ
いつか生命(いのち)を 還(かえ)しに行くなら
人間(ひと)は人生 歩くだけじゃなく
生きるその意味 探しているはず
愛しき人よ 遠き日の母に似て
寂しげな横顔 見せるなら
せめてゆるやかに せめておだやかに
風よ… 雲よ… 時よ… 急がずに

花は生き方 悩んで咲かない
水の滴に その身を開いて
人間(ひと)は明日(あした)の 夢を食べるけど
いつも哀しみ 抱えているはず
愛しき人よ 秋桜(コスモス)の花に似て
あどけなき微笑(ほほえみ) ゆらすなら
せめてゆるやかに せめておだやかに
風よ… 雲よ… 時よ… 急がずに

愛しき人よ 遠き日の母に似て
寂しげな横顔 見せるなら
せめてゆるやかに せめておだやかに
風よ… 雲よ… 時よ… 急がずに