神様のいないクリスマス

キャンドルのあかりが まちじゅうをてらして
きょうだけはせかいも いのりにみちてる

きらめくきんとぎんのひかり
つくりものの おほしさま
むかし ママがいってたこと
かみさまは いつもいっしょだって

だけどもう どこをさがしてみても そこに
かみさまはいない
そうよいま ひとりきりのへやで
きこえるのは かぜのおとだけ

ぺたんこのちいさな くつをはいてたころ
せかいはいつだって まほうにみちてた

がらすだまのほうせきばこに
やぶれかけた くつしたにも
チョコレートのぎんがみにさえ
きらきら てんしはいたのにね

あのひそう そばにいたはずのかみさまは
どこに かくれてるの
だけどいま ひとりきりのへやで
きこえるのは かぜのおとだけ
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