危険な関係

僕は その日 映画を みていた
そんなに ステキな話じゃ なかったけど
ふと 君の事を 思い出してしまった

いつも 君の事を 気にしながら
生きているわけじゃ ないし
君だって 僕が 淋しい夜に
一緒に 泣いたりは しないだろう

どうして 今日は 涙が 出たんだろう
愛に少しだけ 手が届いたような
君と僕とのストーリー そんな気がしたよ

映画が終わり 渋谷を歩いた
長い時を 二人で過ごしたから
ふと 恋人の ように思える時がある

たとえば 君がカゼを ひいたとしても
僕は 気にとめないと思う
君だって 僕が 落ちこんだ時に
他の 誰かと 会ってるだろう

何故だか 今日は それでも 良くなった
しばり合うよりも ゆるやかでいい
君と僕とのストーリー そんな気がするよ

大きな事は 言えない 僕だけど
君の そばにいる それが出来るんだ

わかり合えない事が あったとしても
届かない 愛の 形もあるからね

君と僕との映画は もう少し続けよう
君と僕との映画は もう少し続けよう
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