ヒマラヤ・ブルー

つづれ折りの谷 バスの土埃
異邦人さ ぼくたち
ミネラル・ウォーター手に

鏡の湖
微風も息止めて
君とこんな地の果てを
旅する奇跡

雲の壁が割れて
蒼い山が透ける
あいつがヒマラヤだよね
神が住む山さ
君に見せたかった
無理にさらうように
綺麗な星の上で生きてると
教えてあげたい

綺麗な真水と空気さえあれば
電気なんかなくても
ぼくら生きられる

生命(いのち)はアナログ
ぼくらの身体には
コンセントもスイッチもついてないはず

雲の壁が割れて
蒼い山が透ける
数分たったら雲の
カーテンが閉まる
蝶は蜜を吸って
鳥は樹々を舞うよ
自然のぬり絵に今ぼくたちを
描き加えてみる

雲の壁が割れて
蒼い山が透ける
あいつがヒマラヤだよね
神が住む山さ
君に見せたかった
無理にさらうように
綺麗な星の上で生きてると
教えてあげたい
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