この街のすべて

小さな街の小さな部屋で 今日も朝から目覚ましかけて
洗濯物を干してる時に 空を飛んでる燕を見たよ
明日晴れたら街へ出かけよう もしも雨なら電話で話そう
僕と君の未来のこととか いつか観たあの映画のことを
あぁ何気ないね 暮らしのなか感じる幸せ
当たり前とありがとうが交差する世界でいつも君を見てた
曇り空から光りが差し込めば
まるで素敵な夢を見るみたいだ

僕の住む街は今日も平和だよ 笑顔が溢れてたまに涙する
公園へ行けば子供らははしゃぎ
野良猫のクロは「ニャアァ」と笑ってた
僕の住む街は…

世間体って一体なんだろう 自由に吠える犬を見てると
システムとか社会的ルール 馬鹿らしくなりあくびがでるね
だけど僕は「人間」だ「人間」らしく
自分よりまず「人に優しく」
そんな人に憧れる僕は きっとそんな人ではないだろう
あぁ嘘も方便 そんな言葉の中に潜んでる
優しさとか わびさびとか うまく使って何か言えないもんかな
だけど五文字で伝わる「愛」がある
嘘じゃ効かない魔法の言葉だよ

僕の住む街は今日も平和だよ 笑顔が溢れてたまに涙する
公園へ行けば子供らははしゃぎ
野良猫のクロは「ニャアァ」と笑ってた
僕の住む街は…

心塞ぎそうな時いつも君が笑ってくれたんだ
悲しいも嬉しいもこの小さな黒い目で全て見てきた
色彩が美しい絵葉書のような世界 CGじゃ描けない36.5℃の世界

僕はこの街で明日も生きていこう 友達と呼べる人もできたのさ
少年の頃に思い描いてた未来とは少し 少し違うけど

僕の住む街は今日も平和だよ 笑顔が溢れてたまに涙する
通りを歩けば誰かが飛ばした 赤い風船が空に溶けてった
君の住む街へ…

終わらない旅さ人生は 泣き笑いながら生きていく
隣にいつもいる人と泣き笑いながら生きていく…

ラララ… ラララ…
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