猫とハーブティと音楽と

ハーブティ淹れて
頬杖ついて
ふと テレビを消したら
夜が黙る

音楽かけると
流れるあの日
そう 迷いと願いを
紡いだあの頃

幾つ失くして
幾つ叶えたかな?
まだ輪郭の
ぼんやりした夢でも

夢見る頃 過ぎても 夢を見て
歩きたい まだ見ぬ明日のために
眠りに就くその前 今日もまた
呟いてみる 昨日の悩みに
'おやすみ'

悔やんではいないの
彼と別れて
今 なにげにひとりで
働いてること

膝の子猫も
あくびしているから
もう 眠りましょう
ねえ日付が変わるよ

夢見る頃 過ぎても 夢を見て
生きてたい 新しい朝のために
明日の前 これから見る夢が
素敵になると 願って 今夜も
'おやすみ'

過ぎた日々に ありがとうと
いつも言う私になりたいから

夢見る頃 過ぎても 夢を見て
歩きたい まだ見ぬ明日のために
眠りに就くその前 今日もまた
呟いてみる 昨日の自分に
'おやすみ'
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